作者：
宇佐美 文理
出版社：
創文社
出版年：
2015-3
页数：
320
定价：
JPY 7344
装帧：
単行本
ISBN：
9784423192702
内容简介
「形」とは何か。中国思想が求めたものは「道」であり、形而上なるものを追求する中国文化全体において、形は看過され、主題的に語られることはなかった。本書は、中国藝術理論における形を考察することにより、その中国哲学史における意味を再考する。まずは六朝期と宋代を中心に、形象を無視する絵画理論の発生を考察し、固定しない、混成した形象への志向の登場を山水画の表現を例に論じる。さらに中国藝術における主要概...
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「形」とは何か。中国思想が求めたものは「道」であり、形而上なるものを追求する中国文化全体において、形は看過され、主題的に語られることはなかった。本書は、中国藝術理論における形を考察することにより、その中国哲学史における意味を再考する。まずは六朝期と宋代を中心に、形象を無視する絵画理論の発生を考察し、固定しない、混成した形象への志向の登場を山水画の表現を例に論じる。さらに中国藝術における主要概念を検討した上で、漢代に遡って、画像石に表れた死生観に着目、形という存在自体が中国思想を変容させた様子をたどる。最後に、固定的な形象をもたない風景の表現がもつ意味をも考察する。数々の名作を残した中国絵画、その背後にある、形の思想と気の思想の関係を繙いた画期的業績。
作者简介
宇佐美/文理
1959年、愛知縣生まれ。1989年、京都大學文學研究科博士後期課程研究指導認定。信州大學、京都大學人文科學研究所を經て、現在、京都大學文學研究科教授、専攻、中國哲学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
目录
序章 形について 第一部 気と形象の問題 気の問題 形象の問題 気象の問題 第二部 藝術に関わる諸概念の検討 快の問題 醜の問題 模倣の問題 第三部 思想と図像 思想と図像 第四部 風景の問題 ...
序章 形について 第一部 気と形象の問題 気の問題 形象の問題 気象の問題 第二部 藝術に関わる諸概念の検討 快の問題 醜の問題 模倣の問題 第三部 思想と図像 思想と図像 第四部 風景の問題 風景の問題（一） 風景の問題（二） 結論
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